FXにおける注文方法の種類

FXは基本的には外貨の売り、または買いの注文を適切に行うことによって、その差益を得るという投資のスタイルですが、それにはいくつかの注文方法があります。まずは成行注文とよばれるものですが、これは通貨の値動きを示すチャートを見ながら、適切なタイミングだと判断したときに、そのつど売り、または買いの注文を入れるというものです。そのつど中年するため、まちがいが生じることはありませんが、まれにFX業者で注文を受け付けるサーバーへの情報伝達がうまくいかず、約定が成立しなかったり、発注のボタンを押したときの為替レートと実際の約定金額との間に数銭程度のスリップが生じてしまったりすることもあります。また、指値注文というのも、FXの世界ではよく用いられているもので、いちいちチャートを見て注文する余裕がないようなときに、あらかじめ価格がいくらになったら売り、または買いの注文をするのかを予約しておくことができるというものです。

この場合、じっさいにの為替レートが指値を入れた価格に届かなければ、約定が成立しないことになり、損失がないかわりに利益もなくなってしまいますので注意が必要です。さらに、逆指値注文というのは、同様に一定の為替レートに達したときに売買いずれかの注文を成立させるという予約の一種ですが、指値注文とは違って、一般には現在もっているポジションの含み損を増やさないため、損切りの目的で使われることが多いものです。

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