FXと株式投資の違いについて

株式で利益を上げた人の話というのはよく耳にしますが、FXで利益を上げた人の話というのは身近で耳にすることはほとんどありません。両者にはどのような違いがあるのでしょうか。まず、最も大きな違いは、株式には信用取引がありますが、基本的には現物取引であるということです。これに対して、FX取引の場合には、証拠金取引と言って、少ない証拠金にレバレッジをかけて取引するハイリスクハイリターン商品となります。

つまり、リスクテイクという観点からは、よりFXのほうが多くのリスクを背負うことになりますので、それだけ難しいということです。また、株式投資で利益を上げた人というのは、長期投資での成功者が多いという特徴があります。世界的な成功者を見てもバフェットさんなども企業の成長性に長期投資することで大成功を収めています。つまり、株式市場の場合には、その企業が成長すると投資をしたいという投資家が増えることになり、株価が長期的に上昇トレンドを続けることあがるのです。

これに対して、FX取引の場合には、基本はゼロサムゲームということで長期投資をしてもあまりメリットがありません。それどころか、長期にわたってリスクを背負うことになりますので、短期投資向いている商品であり、長期投資には向いていないと言えます。もちろん、スワップ狙いの投資方法もあるのでうすが、このケースでも余程の金利差がないと値動きの影響のほうをより強く受けてしまうことになります。

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