FXの背後に蠢く機関投資家

機関投資家とは、投資の専門家と考えて間違いないでしょう。一般の投資家がみんなアマチュアだとするならば、機関投資家とはプロフェッショナルな投資家なのです。そんな機関投資家は、もちろんFXも取り扱っています。ですから外国為替市場においても、常に機関投資家たちが虎視眈々と利益を狙っているのです。

ところでプロとアマがまともに戦うと、一般的にプロが勝つに決まっています。それはスポーツの世界でも芸術の世界でも、それ以外のあらゆる分野でも同じことでしょう。ですからFX投資でも、アマではプロには勝てるわけがありません。かつて日本においてジワジワと円安が進行していた頃、スワップポイント狙いのFXが全盛だった時期がありました。

実はその背後においては、機関投資家たちがチャンスを窺っていたと言われています。すると案の定、突然の円高によってスワップ狙いのアマチュアたちは大損して悲惨な状態に陥ってしまいました。結果として言えることは、そのアマチュアたちは機関投資家たちの素晴らしいカモになってしまったということになります。その円高が、本当に機関投資家たちによって意図的に仕掛けられたものかどうかは判りません。

しかし、その可能性はあるということは忘れてはならないでしょう。とにかく重要なことは、「為替には常に値動きがあって、時には予想外の急激な値動きが起こることもある」という当たり前の事実を決して忘れないことです。そうでないと、機関投資家の餌食になってしまいます。

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